AGAリスクの高まる季節に向けたホームケアと栄養管理 

6月は気温と湿度の上昇により、頭皮にとって過酷な季節。汗や皮脂の分泌が活発になることで毛穴が詰まりやすくなり、かゆみや炎症、そして抜け毛の原因となることがあるため、この季節のケアが非常に重要。将来的な髪の健康を守るためにも、早めの予防と適切な対策を始めましょう。今回は、頭皮環境を守るためのホームケアと、栄養管理のポイントをご紹介します。

湿気と皮脂で毛穴が詰まる！6月の頭皮リスクとは

梅雨に入るこの時期、頭皮は「蒸れ」「皮脂」「汗」「紫外線」の四重苦にさらされます。これにより起こるのが以下のような状態です。
・毛穴に皮脂が詰まり、雑菌が繁殖
・頭皮のかゆみや炎症、ニオイの発生
・毛根に十分な酸素や栄養が届かなくなる
・抜け毛・細毛が増える

今日からできる！頭皮を守るホームケア3選

1．やさしく、でも確実に頭皮を洗う
過剰な汗や皮脂は炎症を引き起こすだけでなく毛穴をふさいでしまうため、髪が生えにくくなります。
頭皮に優しい薬用スカルプシャンプーを使い、余分な皮脂や汚れをきちんと取り除きましょう。

2．週1～２回の“毛穴クレンジング”で蓄積汚れをリセット
通常のシャンプーでは落としきれない毛穴の奥の汚れには、炭酸クレンジングがおすすめ。毛穴詰まりをリセットし、抜け毛予防をサポートします。

3．ドライヤーと紫外線対策を忘れずに
洗髪後はしっかりと根元まで乾かすこと。濡れたまま放置すると雑菌の温床になりやすいため要注意です。
紫外線が強い時期は、頭皮の日焼けで炎症や乾燥を起こし、抜け毛リスクが高まります。帽子や頭皮用UVスプレーなどで対策を。

抜け毛予防は“食事”からも始まっている

頭皮と髪の健康は、外側のケアだけでなく内側の栄養状態にも左右されます。特に以下の栄養素を意識的に摂取することで、毛根の働きをサポートできます。

 

・たんぱく質（ケラチンの原料）：卵、肉、魚、大豆など
・亜鉛（髪の合成に必須）：牡蠣、ナッツ、赤身肉
・ビタミンB群（皮脂バランスの調整）：レバー、玄米、葉物野菜
・鉄分（血流を促し毛根に酸素を供給）：赤身の肉、ひじき、ほうれん草
・ビタミンD（毛包の活動を促進）：鮭、きのこ

栄養が不足すると育毛治療やシャンプーケアの効果も出にくくなるります。日々の食事管理や必要に応じたサプリメントの併用もご相談ください。

まとめ

“今始める”ことで、秋の抜け毛を防げる
湿気と汗が原因の頭皮トラブルは、放置しておくと数ヶ月後の抜け毛として現れます。ご自身に合ったケアを積み重ねることで、将来の毛量・毛質にしっかりと差が出てきます。
DSクリニックでは、頭皮チェックやAGAの早期治療、総合的なケアを行うことが可能です。今回ご紹介したホームケアでもご利用になれる頭皮に皮に優しい薬用スカルプシャンプー、炭酸クレンジングのお取り扱いもございます。
気になる方はぜひ一度ご相談ください。